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様々な配管からの漏れ補修&絶縁処理に

LLFAテープ(シリコーン自己融着テープ)/LLFAスムース(専用補助充填パテ)

LLFAテープ(シリコーン自己融着テープ)/LLFAスムース(専用補助充填パテ)

水道、給湯、エア、スチーム、ガス等
様々な配管からの漏れ補修&絶縁処理にこれ1本

LLFAテープは国内外の各種工業規格に適合した基本性能の高さに加え、第三者試験機関による試験データの公表など、他社シリコーン自己融着テープと比べてもより多くの”安心”を提供いたします。

仕様

SPECIFICATION

LLFAテープ シリコーン自己融着テープ

名称 :LLFAテープ(赤)
品番 :R1-5-8AJP
サイズ:(幅)25.4mm×(長さ)10.91m×(厚さ)1mm

 

 

 

LLFAスムース 絶縁パテ(テープと融着)

名称 :LLFAスムース
品番 :R1-5-8C-SJP
重量 :113g
サイズ:(幅)20mm×(長さ)600mm×(厚さ)8mm

 

 

性能データ

温度範囲 -90℃〜+260℃
絶縁破壊試験
絶縁耐力
400VPM(15,748V/mm)
JIS C2017-17にて25,000V以上
引裂き強さ 125lbf/in(22.3kg/cm)以上
吸水性 0.5%未満
伸び率 325%以上
耐トラッキング性 その表面に沿った電気伝導を防止
耐UV性 高い耐紫外線性
接着(融合) 標準的要求事項「テープは、600gの積荷を掛けた状態で3分後に1.0インチ(25.4mm)以上巻き戻されてはならない。」
試験結果:LLFAテープ=1インチ(25.4mm)未満
熱安定性 -90℃〜+260℃連続
引っ張り強さ 温度範囲全体を通して1200PSI(84.4kg/㎠)以上
破壊強さ 6.8kg(15ポンド)以上
ジェロメーター硬度 55-65
酸およびアルカリ 短時間さらされた場合は悪影響を受けず、最高3日間までの浸漬に耐える
耐コロナ性 接合部をぴったりと包み込むため、コロナが存在できる空隙を最小限に抑制
耐オゾン性 高い耐オゾン性
自己消火性 IEEE383の燃焼性試験に適合。自己消火性があり燃え広がらない。※IEEE383:原子力発電所用ケーブル等の適合試験にも利用される国際規格
耐経年性 40年以上に渡り連続的、機械的、電気的にも十分機能する。
(BS EN 50393:2006による試験後、IEC61442、IEC60502-1試験の結果により算出したデータ)

 

特徴

SPECIFICATION

①”無期限”で使えるのは、LLFAだけ!
LLFAテープには使用期限がありません。有効期限を気にする事なくいつでも安心して使用する事ができ、使い切るまでムダなくご使用いただけます。また施工後20年以上の耐候性を有し、恒久的な施工に使用する事ができます。
試験データ:エージング試験IEC

②エアも!ガスも!スチームも!水以外の流体もOK
LLFAテープは水はもちろん、高温のスチーム、エア、ガス(都市・プロパン)、硫化水素など様々な流体に対応しており、酸・アルカリ及び潤滑油・燃料等の油脂類も最長で3日間程度の応急処置であればご使用いただけます。配管の材質も問いませんので様々な現場での使用をサポートいたします。
試験データ:各種ガス(酸素・天然ガス・硫化水素)暴露試験

③継手段差や腐食の凹凸もOK!
粘土の様にちぎって使える専用充填パテLLFAスムースで段差や隙間を平らにならす事で、継手段差やネジ山、腐食による凹凸部などへの施工も容易に行え、施工範囲が一気に広がります。パテを併用するこの独自のシステムは段差や隙間をしっかり埋め、より高いシール性を発揮します。

濡れたままでも”瞬間”自己融着
水に濡れた状態でも素早く確実に融着するため、ジャジャ漏れの補修作業も慌てる事なく施工が行えます。耐圧性にも優れ、実用で10kg/㎠程度であれば濡れたままで施工が可能です。さらに、LLFAテープは-90℃の超低温から260℃(連続)という高温までの耐熱性を有しており、給湯やスチーム漏れなどの修理にも対応する高い極限性能を有しています。
試験データ:耐熱性の検証(-90℃~+260℃)報告書

⑤絶縁性能も安心のハイスペック
絶縁性能にも優れ、最大69kVまでの絶縁処理にご使用いただけます。国内のJIS規格、海外規格であるASTM規格に基づいた第三者試験機関による実証試験を行っており、IEEE383の燃焼試験に合格した自己消化性とあわせてハイスペックな安心感を提供します。
試験データ:絶縁破壊試験JIS C 2107-17、他

その他

other

FAQ

Q.シリコーン自己融着テープとは何ですか?

A.シリコーン自己融着テープとはその名のとおり、粘着剤は塗布していないにも関わらず、テープそれ自身とだけ一体化する製品のことを言います。テープは引っ張って使うことで優れた粘着性を生み出します。また粘着力は温度・湿度の影響をほとんど受けず、経時変化も極めて少ないテープです。


Q.LLFAテープ(シリコーン自己融着テープ)を巻いた後、水や摩擦から守る保護テープを上から巻く必要はありますか?

A.LLFAテープ(シリコーン自己融着テープ)は吸水性、摩耗に対する物理的保護に優れており、一般的な絶縁テープのように、複数のテープ・製品システムを使用する必要がありません。LLFAテープは保護被膜用テープを必要としないスタンドアロン製品として使用することができます。


Q.低温・高温箇所での使用は可能ですか?

A.一般的な製品は、極めて低温または高温な状態では粘着特性が低下したり、失われてしまったりします。LLFAテープはそのような条件下でも固さや粘性に影響ありません。また「クラスH」材料として、-90℃~+260℃の温度範囲内で特に高い信頼性を持つことが実証されています。LLFAテープは使用中・保管を問わず、温めたり冷したりする必要はないのです。


Q.どのくらいの圧力まで耐えられますか?

A.適切な修理後、常用では10kg/㎠以内であれば何ら支障なく使用できます。流体温度180℃で約20kg/㎠がピークです。スチームパイプでピンホールを修理したテストでは最高23.9kg/㎠まで極限加圧試験を行いリークしないことを確認済です。また自動車のラジエーターホースにおける試験は、不凍液50%水溶液を約150℃まで加熱し5.6kg/㎠でホースが膨張するまで続け修理部からリークしないことを確認しています。


Q.融着したテープはとりはずすことができますか?

A.LLFAテープは接着剤を使用していないため、ケーブルや配管に接着剤が移ることがなく、カッターなどで簡単に取り外すことができます。他の自己融着テープでは接着面がケーブルなどと溶融し、きれいに剥がせない事例がありますが、LLFAテープでは一例も発生しておりません。

注意事項

テープ修理部に鋭利な物が当たらないよう十分注意してください。
テープを取り外す場合は、必ず元栓を締め圧力を抜き、又は電源を必ず切り遮断し作業をしてください。思わぬ事故につながります。
修理作業を行う場合は必ず保護メガネを着用の上、作業を行ってください。

ご使用にあたっての注意点

●よく引っ張って、確実に巻きつけること。白い中心線に沿いラップさせ巻きつけるのがベストです。
※絶縁用途ではテープ幅の80%・漏洩処理ではテープ幅の50%まで引っ張ります。
●一度巻き付けたLLFAテープを剥がさないこと。融着を故意に剥がすと融着力が確実に低下しますので再利用はできません。
●伸縮させたLLFAテープを使用しないこと。伸ばしたり戻したりといったテストを行ったテープは融着性能が低下しますのでご使用いただけません。

作業及び取り外しの際の注意点

●作業及び取り外しの際は、必ず保護メガネや適切な保護具を着用し、人体の安全性を十分確保してから行ってください。特にLLFAテープを漏水修理に使用する場合、締め付けにより全体に強い張力がかかっていますので、外部から鋭利なものによる衝撃が加わると瞬時に裂けて勢いよく弾け飛ぶことがありますので十分注意してください。
●LLFAテープを漏洩修理に使用する際、耐衝撃性を向上させる必要がある場合は、巻き付け終了後に、テープを引っ張らずにもう一層重ねて巻くことを推奨します。
LLFAテープを引っ張らず、空気が入らないようにしっかりと密封させて巻きつけると、ゴムの弾力で耐衝撃性を高められます。埋設や摩耗、耐衝撃性に対する安全性を高める必要がある場合は、必ず行ってください。尚、LLFAテープのゴム素材のみによる耐衝撃性向上は、いかなる衝撃に対しても完壁な防御層は形成できませんので、安全性に対し高い信頼性を要するケースでは、頑強なカバーによる保護を行うか、本製品の使用をしないでください。
●加圧下や通電下における解体作業は危険性が高く、流体の噴出や感電によりケガやヤケドなど人体に計り知れないダメージを与える可能性がありますので、絶対に行わないでください

漏洩修理における注意事項

LLFAテープは本取扱説明書に従って施工すると、10kg/㎠の圧力まで一時的なメカニカルシールとして使用できます。
自動車のホースに使用される際は、応急処置とし、走行距離80km 以内に自動車メーカーが定めた正規修理・部品交換等を必ず行ってください。(80kmとは正規修理までの使用限度であり、走行距離や安全性を保証するものではありません)

※気体配管の漏れを修理する場合、必ず管内の圧を抜いてからご使用ください。加圧下での作業は風圧でテープがバタバタとゆれたり、突風により途中で切れるなど巻きつけが困難です。また、リークポイントを巻いて塞ぐ際に発生する摩擦熱によって金属配管が急激に加熱され指にヤケドを負ったり、可燃性気体では引火や爆発など大災害につながりますので絶対に行わないでください。蒸気配管におけるご使用も、ヤケドの危険性がありますので、管内の圧を抜いてからご使用ください。

※各種オイル、酸・アルカリ液、溶剤への耐性は高くありませんが、最長で3日程度の応急処置に使用可能です。尚、必ず管内の圧力を抜き、液体をキレイに拭き取ってからご使用ください。(最長3日とは使用限度であり、耐性や安全性を保証するものではありません)

水漏れ修理では加圧下での修理も可能〜なぜ止水できるのか…?
25A以下の小径配管で、リーク径が1mm以内、水圧5kg/㎠以内であれば、漏水したままの状態でもLLFAテープを強く引っ張って巻きつけることで止水が可能です。LLFAテープは瞬時に形成されるゴムの固形物により、リーク個所を強い締め付けで塞ぎ、水漏れを止めることができます。

使用上の注意事項
本製品は自己融着性を利用し、強く引っ張って巻きつけますので、配管のシャープなエッジ、ゴミ、ほこり、泥や汚れはあらかじめ除去してください。また巻き付け中も、テープとテープ、テープとスムースの間にそれらが入り込まないように注意して作業してください。漏水修理も管内の圧を抜いてから行いますが、バルブの固着等により加圧下で作業する場合、十分ご注意のうえ行ってください。

各種資料

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