MAEDA SHELL SERVICE 株式会社前田シェルサービス MAEDA SHELL SERVICE 株式会社前田シェルサービス

メッキで金型の長寿命化

PLATING

金型・金属製品の「耐久性をあげ」「メンテナンス性を高める」
メッキ作業で、金型の長寿命化のお手伝い

前田シェルサービスでは無電解ニッケル・リンメッキ(タフコート(R))を用いた金型の長寿命化のお手伝いを約50年に渡って行っております。

金型・金属製品の「メンテナンス性を高めたい」 「長寿命化を行いたい」 「防錆処理を施したい」 というご要望があればお気軽にご相談ください。

前田シェルサービスのタフコート(R)が選ばれる理由

メッキ作業と同時に金型の修理・メンテナンスが可能
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メッキ作業と同時に金型の修理・
メンテナンスが可能

グループ会社の前田技研は創業から50年以上金型製造に携わってきました。
設計・製造・組み付け・保全作業まで行っており、金型対するノウハウには自信があります。

金型のメンテナンスとメッキ作業を別々の会社に依頼する手間がなく高品質なメッキ作業を行わせていただきます。

大きな製品のメッキが可能
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大きな製品のメッキが可能

メッキ作業はサイズサイズ1000mm×1000mm×1000mm 、
重さ1面当たり1000㎏以下まで対応可能。
メッキの厚みは最大100μまでお選びいただけます。
一部のアルミ型にも対応可能ですので、ご相談ください。

※焼き入れする際は変色します。

無電解ニッケル・リンメッキ タフコート(R)とは

ニッケルとリンからなる合金皮膜で形成された特殊無電解メッキです。
TPM対策・保全対策環境対策・摩耗対策が可能で、金型の維持費を抑えることが可能です。

  • 特長1

    耐久性・耐摩耗性が向上

    ビッカース硬さ950HVの硬度によって、耐久性・耐摩耗性が飛躍的に向上します

  • 特長2

    充填性・抜型性が向上

    リン含有効果により砂のすべり性が向上するため充填性、抜型性が向上します。

  • 特長3

    重ねメッキが可能

    弊社にてタフコート処理(無電解Nipメッキ処理)をして頂きました金型については、顧客先様製品の公差精度によりますが、タフコート処理をされた金型に新たなタフコート処理をすることが可能です。
    金型の稼働が剥離+再無電解Nipメッキ施工を行うほど止めることが出来ない(1日でも2日でも早く稼働させたい)、また、生産数量が少なくなってしまった金型や、剥離再メッキまでは必要がない金型など、顧客先様のニーズに合わせた重ね無電解Nipメッキの施工が行えます。
    ※メッキ剥離工程は、施工されている膜厚が50μの場合は剥離時間として引き取り日を含め2日必要となります。

  • 特長4

    部分単位・パーツ単位でのメッキが可能

    金型素地とメッキ表面の光沢・色彩の違いにより金型の摩耗状況が目視で確認できます。部品・パーツ単位でのメッキも可能ですので摩耗した部分だけをメッキするなどコストを抑える対応が可能です。

  • 特長5

    鋳型精度が向上

    化学メッキのため、形状を選ばず均一なメッキ皮膜になり、鋳型精度が向上します。
    (クロームメッキは均一性がなく抜型不良が発生しやすい)

  • 特長6

    型を半永久的に使用可能

    繰り返し再コーティングで型を半永久的に使用でき、大幅なコストダウンが可能です。

  • 特長7

    型補正にも使用可能

    寸法精度が良いため、型補正(最大膜厚0.5mm)にも使用できます。(膜厚精度+-0.5%以内)

  • 特長8

    いつでも造型可能

    サビの発生がないため、いつでも造型できます。

原理

タフコートは主にニッケル(Ni)とリン(P)から出来る合金を、還元剤を用いて、ニッケル塩を自動的に還元させ、接触作用によって合金皮膜を析出させるものです。


合成 Ni90~94% P6~10%
比重 7.9
融点 890℃
暑さの均一性 24kg/㎟ (電気メッキよりはるかに強い)
暑さの均一性 コーティング層の厚さに対して±5%以内
熱処理前の硬度 450~550HV (47HRC)
熱処理後の硬度 900~950HV (68HRC)
耐食性 純ニッケルと同等または若干すぐれている
反射性 ステンレススチールに似た光沢
S45にタフコート50μ、硬式クロムメッキ30μコーティングした場合の摩耗比較
FC材にタフコート50μコーティングした場合の摩耗比較

上図は、乾燥人造珪砂の中に。タフコートをコーティングした20φの丸棒(FC材、S45C材をベースメタルとした)を、ストローク50ミリのエヤーシリンダーに取付け、砂の中にくり返し埋没させ磨耗量を測定した当社結果によるものです。

メッキについてよくあるご質問

Q.タフコート処理とはどの様な処理ですか?

A.

タフコート処理は弊社(㈱前田シェルサービス)の商標登録名となります。処理内容としましては、無電化ニッケルリンめっきとなります。
尚、タフコート処理は鋳造用主型・中子金型に処理を行う事により耐摩耗性に優れ、且つ、摩耗が見受けられた時点で古いめっき層を剥離し再めっきを行う事により、金型の長寿命化を実現する事が可能です。
又、弊社タフコート処理は滑り性が良い無電解ニッケルリンめっきとなる為、製品の脱型性も向上致します。

Q.無電解ニッケルめっきが電気クロムメッキと比較して優れている点は何ですか?

A.

(電気めっき)
電気の入る箇所・抜ける箇所・電気の通電している個所とめっき膜厚が変わっていしまう為、めっきの狙い値公差が大きくなってしまう、又、別工程を入れる事により表面を均一にしなければなりません。

(無電解Niめっき)
析出処理となる為、析出時間の制御により、均一な皮膜が得られます。別工程を入れる事無く、ご要望めっき膜厚±5%にてご提供できます。

CONTACT

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