メッキについて
金型の耐久性を上げる
無電解ニッケル・リンメッキ(タフコート(R))金型の
修理も合わせてお任せください
前田シェルサービスでは長い間、無電解ニッケル・リンメッキを用いた金型の耐久性・メンテナンス性の向上のお手伝いをしています。
グループ会社では金型の設計・製造・組み付け・保全作業まで行っているため、金型をメッキ加工しながら修理・保全作業をご依頼いただくことも可能です。
金型の耐久性・メンテナンス性を上げるためのタフコート(R)。ぜひ一度お問い合わせください。
無電解ニッケル・リンメッキ タフコート(R)とは
ニッケルとリンからなる合金皮膜で形成された特殊無電解メッキです。
TPM対策・保全対策環境対策・摩耗対策が可能で、金型の維持費を抑えることが可能です。
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特長1
耐久性・耐摩耗性が向上
ビッカース硬さ950HVの硬度によって、耐久性・耐摩耗性が飛躍的に向上します
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特長2
充填性・抜型性が向上
リン含有効果により砂のすべり性が向上するため充填性、抜型性が向上します。
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特長3
レジンの添加量を減少
シェル中子造型では、レジンの添加量を減らすことができます。
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特長4
鋳型精度が向上
化学メッキのため、形状を選ばず均一なメッキ皮膜になり、鋳型精度が向上します。(クロームメッキは均一性がなく抜型不良が発生しやすい)
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特長5
摩耗状況を目視管理可能に
金型素地とメッキ表面の光沢、色彩の違いにより金型の摩耗状況が目視管理でき、品質管理がしやすく、再コーティングの時期が誰にでも分かります。
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特長6
型を半永久的に使用可能
繰り返し再コーティングで型を半永久的に使用でき、大幅なコストダウンが可能です。
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特長7
型補正にも使用可能
寸法精度が良いため、型補正(最大膜厚0.5mm)にも使用できます。(膜厚精度+-0.5%以内)
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特長8
いつでも造型可能
サビの発生がないため、いつでも造型できます。
原理
タフコートは主にニッケル(Ni)とリン(P)から出来る合金を、還元剤を用いて、ニッケル塩を自動的に還元させ、接触作用によって合金皮膜を析出させるものです。
上図は、乾燥人造珪砂の中に。タフコートをコーティングした20φの丸棒(FC材、S45C材をベースメタルとした)を、ストローク50ミリのエヤーシリンダーに取付け、砂の中にくり返し埋没させ磨耗量を測定した当社結果によるものです。
メッキについてよくあるご質問
Q.タフコート処理とはどの様な処理ですか?
タフコート処理は弊社(㈱前田シェルサービス)の商標登録名となります。処理内容としましては、無電化ニッケルリンめっきとなります。
尚、タフコート処理は鋳造用主型・中子金型に処理を行う事により耐摩耗性に優れ、且つ、摩耗が見受けられた時点で古いめっき層を剥離し再めっきを行う事により、金型の長寿命化を実現する事が可能です。
又、弊社タフコート処理は滑り性が良い無電解ニッケルリンめっきとなる為、製品の脱型性も向上致します。
Q.無電解ニッケルめっきが電気クロムメッキと比較して優れている点は何ですか?
(電気めっき)
電気の入る箇所・抜ける箇所・電気の通電している個所とめっき膜厚が変わっていしまう為、めっきの狙い値公差が大きくなってしまう、又、別工程を入れる事により表面を均一にしなければなりません。
(無電解Niめっき)
析出処理となる為、析出時間の制御により、均一な皮膜が得られます。別工程を入れる事無く、ご要望めっき膜厚±5%にてご提供できます。
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